ラジオ体操―遊びとみなさんの力を借りての古希
私には、皆さん方に「おすすめ」する事は特にありません。古希になりましたが、自分でこれだけはといって自慢できることはあまりありません。定年退職後、早朝体操を6時半、日泰寺でやり始めて、かれこれ、一〇年近くなります。自宅から15分。私は、定年後、知人にこのラジオ体操のことを知らされて、毎日ではありませんがともかくも、通うようになりました。これをやっている責任者(グループ)の方は、雨が降ろうと槍が降ろうと、雪が降っても、台風が来てもきちんとラジオを持ってきます。天気の悪いときは、境内から山門へ移動したり、お寺の本堂の軒先で行います。真冬でも100人は参加します。
そこでお知り合いになった方は、まさに会社人間でなく、住民の方々です。
そこで、各種の署名を、頼んだり、頼まれたりです。忘年会に参加したり、元旦の新年会のお屠蘇を頂いたりします。そうして恒例の元旦二日目には、ここ覚王山からなんと熱田神宮まで30人くらいの人数で体操後、歩行します。約一時間半からニ時間要します。とても寒いです。一人ではとても行く気には成れません。集団と馴染みでこそ出来ることです。
こうしてみると一人ひとりの意志はよわい、集団の力でこそ出来る技です。到着の暁には楽しみがあります。持参のお神酒と、名物「宮きしめん」で朝食です、一年の計は元旦にあり。帰りはもちろん 本山革新市政の遺産、地下鉄の敬老パスで帰還です。
職場のOBとして、混声合唱を「枯れ木も山の賑わい」(バス)でやっています。これは現役のころからです。毎年大阪、東京、名古屋で演奏会を開催。もう一つは年金者組合のカラオケ同好会があります。月二回、二箇所です(一箇所は100回を越す)。どちらも声を発します。僧侶・教師の職業は声をだします。これが長寿に繋がるといわれております。好きすきでやっているわけではありませんが、遊びと皆さんの力を借りての古希です。