【12.09.06】歌声のすすめ―酒井俊一さん(トヨタ職場革新懇代表・全国革新懇世話人)

 41年勤めたトヨタを退職してから、名古屋青年合唱団の「うたの学校」昼のコースに、毎週金曜日の午後通っています。
 
長年のうっ積した思いをはき出し、心と体を解放させ、新たなエネルギーをもらっています。声を出すためには自分の体をイメージどおりに動かす事が必要です。これが非常にむずかしい。発声の先生の「背骨を通して、頭のつむじから出すイメージで」とか訳のわからない要求に、自分なりに試行錯誤しながら少しずつイメージに近い声が出るようになってきました。
 
ますます大変になっているトヨタの状況の中で、第二の人生をのんびりすごせない現実があります。これまで以上に退職後の方が忙しくなった私を歌声が支えてくれます。40人の美しい女性に囲まれて男性は4人だけです。男性の皆さん、ぜひやってみませんか。
 
池辺晋一郎さんの言葉です。「平和を求める力が音楽にあるのでなく、平和への努力をする人たちを励ます力が音楽にはあるのです」

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