新しいつながりひろげて―犬山ピースフェスタ
犬山では、「様々な企画を通して、いろいろな角度から平和を考え、平和を実感し、だれもが楽しく参加できる取り組みを犬山で」と、革新懇が中心となって毎年「犬山ピースフェスタ実行委員会」を結成し、今年で14回目を迎えます。これまで憲法・沖縄・韓国・戦争などをテーマに講演や朗読劇、合唱、ダンス、映像等々多彩な企画に多くの方のご協力をいただき取り組んできました。
昨年は加盟団体から「ぞう列車」をやりたいと声が上がり、ゲストのお話を聴くという受け身の企画ではなく、自分たちも参加してつくっていく企画になりました。歌う会をつくると共に少年少女合唱団の協力を得て「ぞうれっしゃがやってきた」の一部分を合唱し、朗読、作者の小出氏のお話という構成になりました。参加者層にも広がりがあり、小さな子どもにも戦争の怖さが伝わったようです。
今年第14回目(12月14日)は、さらにすそ野を広げようと実行委員会に新しい団体も加わり「こどもの笑顔輝く社会に」をテーマに取り組んでいます。加盟団体の日常活動を知らせるブース、出し物、子ども企画、メインはシンポジウム「いま、保育園は、学校はどうなっているの?」制度の説明(日本の保育制度と外国の保育制度、軍事費削減へ)保育園や学校現場の実態を聴き考える企画です。母と子で構成するよさこい踊りのグループの協力を得ることもできました。
私たちの活動で平和や社会の動きに関心をもつ人たちが繋がり広がっていく、そして実行委員会に新しい人々が加わり犬山ピースフェスタを続けていけるようにしたいです。