棚瀬 一博さん 革新・日進の会事務局長
愛知7区は先の衆院選では自民党候補の議席を獲らせませんでした。市民と野党をつなぐ会@愛知7区は10年まえから立憲野党候補で議席をと運動し、市内では市民と立憲野党の共闘で平和と民主主義を守る活動を続けています。@7区は毎年数回、野党の国会議員を招いて政策を聞き市民の要望を述べ合う懇談会を開催してきて、昨年秋は野党7党の代表が一堂に会して市民と議論を交わしました。
市が計画した道の駅建設をめぐって昨年住民投票を求める市民組織がつくられ署名運動が行われました。
革新・日進の会は学習会を開いて運動の参加を呼びかけました。有効署名が足らず住民投票には至りませんでしたが、先の市長選で自民保守系の候補と市民派の候補が僅少さで勝敗を分けたほどの署名を得たことは、大きな励ましとなりました。署名運動が始まった直後、この運動を好ましく思わない勢力は、署名運動を引き起こしたのは市倫理条例に違反するとして共産党議員2名をふくむ8名を市政治倫理審査会にかける策動を起こしましが、これにも市民組織がつくられ、署名・抗議そしてシンポを開催したことで、審査会では策謀を封じ込めました。
毎年日本政府に核兵器禁止条約参加を求める請願が行われ、緑地の相続を求める運動、小中学校の給食費負担の値上げをやめさせる運動が起こり、そのたびに世話人会では議論をすすめています。
昨年秋は会計年度任用職員制度について学習を開きました。講師は、愛労連事務局次長の佐賀さんに来てもらいました。市役所や図書館の窓口、そして小学校・保育園では、「働く雇用不安を抱えながら働くのは公務のなかに格差がある」「労働組合がしっかりと受け止めて処遇改善の運動を」など意見が交わされました。
現在20数名の組織ですが、くらしを考え政治を変えよう、意思表示をしようと話し合っています。